ここに気をつけろ!FXの確定申告の際の注意事項

FXの確定申告の申告書の作成はそれほど難しいことではありませんが、やはり初めての場合には経験の無いことですから、よく理解せずに申告してしまい納めなくても良い税金を納めてしまうというようなこともあります。したがって難しくはないといっても、やはり申告書の作成に当たっては注意しておかなければならない点がいくつか有りますので、予めそれらを押さえた上で申告書の作成に取り掛かりましょう。何度かやっていれば自然に注意するようになります。

必要経費はどこまで認められるか

FXの申告では利益から必要経費を差し引くことができます。この必要経費は業者への様々な手数料が代表的で、これは業者の明細にも記載されていますから分かりやすいため多くの人がこれだけを必要経費として計上しています。しかし必要経費にはこのほか電話代やネットを利用するための通信費やプロバイダ費用、資料を購入するために掛かった費用なども計上できます。したがってこれらについても費用の明細や領収書などがあれば必要経費として計上しましょう。

取引中のものは利益にならない

12月31日に利益はでているがまだ取引中で利益が確定していないものは、利益に計上する必要はありません(ただし自動的に決済して確定してしまう場合が有りますから注意が必要です)。確定申告では利益が確定しているものだけを対象にして申告書を作成してください。確定していないものを利益として計上して、決済するころには損失に転じていたというようなことも無いとは言えませんから、修正申告のような面倒を避けるためにも注意してください。

利益だけで計算しない

利益について申告するということで、利益が出たものだけを合算して申告する人がたまにいますが、FXは利益だけでなく損失も出ることが有ります。したがって申告の際には利益も損失もすべて合算して、その合計を出してください。利益ばかりを計上して損失を考慮しないのでは、100万円利益が出て1000万円の損失が出ているような場合100万円所得があることになって、大きな損失が出ているにもかかわらず税金を納めることになってしまいます。

申告方法の変更に注意

2012年分の申告からFXの利益はすべて申告分離課税になっています。前年まで総合課税で申告していた人は税制が変わっていますので、申告方法に注意してください。具体的に言いますとそれまで総合申告をしていた場合、申告書は第一表と第二表で良かったわけですが、2012年の申告からは分離課税用の第三表も必要になります。ちょっと面倒になりますから注意してください。また税率は2012年分までは一律20%でしたが、2013年からしばらく20.315%になります。

分からないことは税務署へ

必要経費がどこまで認められるかというようなことは税務署の判断ということになりますから、あとになって税務署から指摘を受けて修正するのも面倒なので、分からないときには予め税務署に行って聞いておきましょう。また申告について分からないことがある場合にも税務署に聞くのが一番早いはずです。いろいろ言われても面倒だという場合は、税理士に依頼することもできます。いろいろな投資を行っているような場合には様々な考慮が必要になるためそのほうが良いかもしれませんね。

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