FXでは利益ばかり申告しなければならないの?損益通算できます

FXは確かに儲けが出ているが、他の投資では損失が出ている。それでも儲けに対して申告しなければならないのかと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。それほどいろいろと投資ができるだけの資金を持っているというのは大変うらやましい限りですが、深刻な悩みには違いありません。しかし税制もおかしなところは有りますが、いろいろと考えてはいるようで同じ種類のものであれば損益通算といって利益と損失を合算することができます。

FXと損益通算できるもの

FXの分類は先物取引ということになります。まあ言ってみれば通貨の先物取引ですからおかしくはありません。ですから他の先物取引の損益と合算することができます。したがってFXで利益が出ているけれども、先物取引で大きな損失を出してしまったというような場合には両者の損益を合算して、利益を小さくすることができます。これによって税率一律20%の所得税はかなり軽減させることになります。もちろん利益だけで申告しても良いですが節税はしておきましょう。

FXと損益通算できないもの

これに対して種類が別なものに株式投資が有ります。このためFXで利益を出し、株式投資で損失を蒙っても損益通算はできず、FXの利益を申告する必要が有ります。ちょっと変ではないかと思う人も多いと思いますが現行の税制ではそうなっています。このほか給与収入や年金、外貨預金の収入なども損益通算はできません。経済が低迷している中、もっと投資家に対して投資を促進させるような魅力的な税制にして欲しいものです。

損益通算しても損失のほうが大きくなる場合

損益通算した結果損のほうが大きく利益がマイナスという場合は、FXに対して確定申告の必要はありません。ただし、確定申告しなければこの損失は生かせずに終わることになります。しかしこの損失を損失があったということで確定申告しておけば、翌年から3年間損失を繰り越すことができます。したがって翌年以降に利益が出た場合、その損失分までは帳消しにできますので、節税することができます。したがって利益が有ったにしろ損失が有ったにしろ確定申告だけはしておきましょう。
(⇒FXでの損失は繰越控除の対象

確定申告しないにしても計算だけはやっておきましょう

損失のほうが絶対に大きいのは分かっているから、面倒なので確定申告はやめようと考えている場合、本当に損失が出ているのか分かりませんし、どの程度の損失なのかも分かりませんから、とにかく正確な損失額だけは計算しておきましょう。後になって実はわずかながら利益が出ていたとかとかで税務署から指摘されるのも面倒ですし、なんと言っても自分の資産のことですから、実態を把握しておくことは絶対に必要です。

取引が多すぎて自分では無理な場合

FXの申告書の作成はそれほど難しいものでは有りませんが、様々な種類の投資を行っていて纏めるのは大変面倒だと感じている人の場合、少し費用を負担して思い切って税理士に申告を依頼してみてはいかがでしょうか、申告期間末期になっていきなり頼んでも難しいですから、予め頼んでおいて業者の取引明細書を渡しておけば、立派な申告書を作って提出してくれます。自分で作ってミスするよりもずっと良い方法だと思います。
(⇒面倒な人は税理士を利用しよう

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