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忙しくて申告なんてしていられない!そういう場合は税理士に頼もう

大変忙しく確定申告でいろいろ考えている時間は無いとか、自分でやりたいが良く分からなくて面倒だというような人の場合も確定申告はしなければなりません。特にFXで大きな利益を出している場合は、確定申告しなければ税務署に睨まれる事になりかねません。そこでこういう人には税理士の利用をお勧めします。税理士は言わば税金のプロで様々な事例にも精通していますから、いろいろな投資を行っている場合でも完璧に対応してもらえます。

税理士の利点

税理士とお付き合いを持てば、税金について様々な場面で教えてもらうことができますし、相続などが発生した場合でも、いろいろと相談することができますので、単に確定申告をお願いするというよりも、関係を作っておくことでいろいろな恩恵を得る事が非常に大きな利点になります。したがってもし自分で確定申告を行おうと考えている人でも、税金問題でいろいろと悩みを持っている人は、申告をお願いして、税理士と関係を作っておいても損にはなりません。

税理士を探す

税理士に頼むといっても、いままで付き合いがあるわけではない人は戸惑ってしまいます。知人に税理士がいれば良いですがそんなに都合よくはいきません。知人に税理士を知っている人がいればその人を紹介してもらうというのも一つの方法です。都市部であれば近くに税理士事務所があるかもしれませんので近所で評判を聞いてみてはどうでしょう。また最近では日本税理士連合会など様々なところでインターネットから条件に合う税理士を検索できるようになっています。

利用する気があれば早めに接触を

確定申告の時期は税理士も大変忙しく、ゆっくり話を聞いてもらうのも気が引けてしまいますから、できれば確定申告の時期になる前にアポを取っていちど話を聞いてもらうようにしましょう。場所は自宅に来てもらっても、先方の事務所でも、外でも構いませんがじっくり話せるところが良いでしょう。そのときの印象は大切です。税理士は非常に長くお付き合いをすることになりますから、自分と相性が悪いと判断したら、お断りしましょう。

確定申告を依頼する

相性にも問題が無いと判断したら、確定申告を依頼します。特にFXの利益が有るということをしっかり説明しておきましょう。このときに必要な書類を聞いておくようにします。取引の明細や必要経費にかかわる例えば通信費の明細、各種領収書などを揃えてくださいと言われる筈です。取引明細や通信費の明細は有るかもしてませんが領収書は無いかもしれませんから翌年からは注意するようにしましょう。そのほか税理士に日頃注意しておくことも聞いておくと良いですね。

損失が出ている場合も相談を

FXではみんなが利益が出ているわけではありませんから、損失が出てしまう年もあります。そのときは損失を3年間繰り越すことができますが、確定申告ではそのための書類を作成することが必要で、自分ではなかなか作らない人がいますが、これも税理士に頼めば作成して申告してくれます。損失を繰り越しておけば翌年の利益から控除できますので節税に繋がります。税金はしっかり納める必要が有りますが、節税は悪いことではありません。
(⇒FXでの損失は繰越控除の対象

ここに気をつけろ!FXの確定申告の際の注意事項

FXの確定申告の申告書の作成はそれほど難しいことではありませんが、やはり初めての場合には経験の無いことですから、よく理解せずに申告してしまい納めなくても良い税金を納めてしまうというようなこともあります。したがって難しくはないといっても、やはり申告書の作成に当たっては注意しておかなければならない点がいくつか有りますので、予めそれらを押さえた上で申告書の作成に取り掛かりましょう。何度かやっていれば自然に注意するようになります。

必要経費はどこまで認められるか

FXの申告では利益から必要経費を差し引くことができます。この必要経費は業者への様々な手数料が代表的で、これは業者の明細にも記載されていますから分かりやすいため多くの人がこれだけを必要経費として計上しています。しかし必要経費にはこのほか電話代やネットを利用するための通信費やプロバイダ費用、資料を購入するために掛かった費用なども計上できます。したがってこれらについても費用の明細や領収書などがあれば必要経費として計上しましょう。

取引中のものは利益にならない

12月31日に利益はでているがまだ取引中で利益が確定していないものは、利益に計上する必要はありません(ただし自動的に決済して確定してしまう場合が有りますから注意が必要です)。確定申告では利益が確定しているものだけを対象にして申告書を作成してください。確定していないものを利益として計上して、決済するころには損失に転じていたというようなことも無いとは言えませんから、修正申告のような面倒を避けるためにも注意してください。

利益だけで計算しない

利益について申告するということで、利益が出たものだけを合算して申告する人がたまにいますが、FXは利益だけでなく損失も出ることが有ります。したがって申告の際には利益も損失もすべて合算して、その合計を出してください。利益ばかりを計上して損失を考慮しないのでは、100万円利益が出て1000万円の損失が出ているような場合100万円所得があることになって、大きな損失が出ているにもかかわらず税金を納めることになってしまいます。

申告方法の変更に注意

2012年分の申告からFXの利益はすべて申告分離課税になっています。前年まで総合課税で申告していた人は税制が変わっていますので、申告方法に注意してください。具体的に言いますとそれまで総合申告をしていた場合、申告書は第一表と第二表で良かったわけですが、2012年の申告からは分離課税用の第三表も必要になります。ちょっと面倒になりますから注意してください。また税率は2012年分までは一律20%でしたが、2013年からしばらく20.315%になります。

分からないことは税務署へ

必要経費がどこまで認められるかというようなことは税務署の判断ということになりますから、あとになって税務署から指摘を受けて修正するのも面倒なので、分からないときには予め税務署に行って聞いておきましょう。また申告について分からないことがある場合にも税務署に聞くのが一番早いはずです。いろいろ言われても面倒だという場合は、税理士に依頼することもできます。いろいろな投資を行っているような場合には様々な考慮が必要になるためそのほうが良いかもしれませんね。

損失が大きい場合でも確定申告をしよう!損失は3年間繰り越せる

FXで生じた損失は他の同じ種類の投資の利益と損益通算ができますが、それでも損失をカバーしきれなかった場合、あるいは他に同じ種類の投資はしていないような場合には利益になっていませんから確定申告の必要はありません。しかしながら投資家を救済する制度としてその損失分を翌年以降に3年間繰り越せるようになっています。このため翌年に例えば大きな利益が出たとしても繰り越した損失分を控除できて、所得税が軽減されることになります。

損失も確定申告が必要

この繰越を行うためには、今年何もせずに翌年になっていきなり昨年損失がこれだけ出ていたと主張しても駄目で、今年の確定申告で損失を申告しておくことが必要です。それは面倒だと思いガックリしている人もいるかと思いますが、これさえしておけば来年以降節税に繋がる可能性がある訳ですから、やはり確定申告しておいて損ということはありません。国が用意した制度ですから利用できるものはできるだけ利用して、自分の資産を守ることが必要です。

損失の確定申告には

まず国税庁のホームページから申告書付表の『先物取引に係る繰越損失用』という書類をダウンロードします。これを作成すればどのような損失が繰越されるのかが判るようになります。当然ですが2年目、3年目にも損失を繰り越す場合にはそのたびに、同じように申告する必要があり、2年目、3年目にも新たに損失が出た場合もそれについて記入することができるようになっています。申告が途切れないように注意してください。

申告書を作成する

申告書は利益が出た場合の第三表ではなくて損失用の第四表を使います。前記申告書付表の『先物取引に係る繰越損失用』ができていれば作成できます。したがって損失を確定申告する場合には第一表、第二表、第四表と申告書付表の『先物取引に係る繰越損失用』を用意することが必要になります。やはりちょっと面倒ですが損失の数字さえはっきりしていれば難しいというものでは有りません。2~3時間あれば十分作成できる物でしょう。

難しくて分からない場合

作成方法がむずかしくてわからない場合には、税務署にFX業者が発行する年間収支報告書と申告書付表の『先物取引に係る繰越損失用』を持っていって記入の仕方を教えてもらってください。申告期間末期になってくると税務署も混みますから、何かを聞きたい場合にはなるべく早く行くほうが良いでしょう。作成したら必ずコピーを取っておき、来年以降また税務署に聞きに行くのではなくて、作成のときに参考にできるように保管しておきましょう。

どうしても自分ではできない場合

自分ではこのような書類の作成はできないという場合には、損失ということで誰かに言うのも気が向かないとは思いますが、税理士に依頼することも考えて見ましょう。もちろん守秘義務が有りますから、誰が損失が出ているというようなことは漏れることはありませんし、一つ依頼しておけば、後々税金についての相談相手になってくれますので、大きな力になってもらえます。もちろん料金はかかりますが、自分の割く時間を考慮すれば、かえって安いかもしれません。
(⇒面倒な人は税理士を利用しよう

FXでは利益ばかり申告しなければならないの?損益通算できます

FXは確かに儲けが出ているが、他の投資では損失が出ている。それでも儲けに対して申告しなければならないのかと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。それほどいろいろと投資ができるだけの資金を持っているというのは大変うらやましい限りですが、深刻な悩みには違いありません。しかし税制もおかしなところは有りますが、いろいろと考えてはいるようで同じ種類のものであれば損益通算といって利益と損失を合算することができます。

FXと損益通算できるもの

FXの分類は先物取引ということになります。まあ言ってみれば通貨の先物取引ですからおかしくはありません。ですから他の先物取引の損益と合算することができます。したがってFXで利益が出ているけれども、先物取引で大きな損失を出してしまったというような場合には両者の損益を合算して、利益を小さくすることができます。これによって税率一律20%の所得税はかなり軽減させることになります。もちろん利益だけで申告しても良いですが節税はしておきましょう。

FXと損益通算できないもの

これに対して種類が別なものに株式投資が有ります。このためFXで利益を出し、株式投資で損失を蒙っても損益通算はできず、FXの利益を申告する必要が有ります。ちょっと変ではないかと思う人も多いと思いますが現行の税制ではそうなっています。このほか給与収入や年金、外貨預金の収入なども損益通算はできません。経済が低迷している中、もっと投資家に対して投資を促進させるような魅力的な税制にして欲しいものです。

損益通算しても損失のほうが大きくなる場合

損益通算した結果損のほうが大きく利益がマイナスという場合は、FXに対して確定申告の必要はありません。ただし、確定申告しなければこの損失は生かせずに終わることになります。しかしこの損失を損失があったということで確定申告しておけば、翌年から3年間損失を繰り越すことができます。したがって翌年以降に利益が出た場合、その損失分までは帳消しにできますので、節税することができます。したがって利益が有ったにしろ損失が有ったにしろ確定申告だけはしておきましょう。
(⇒FXでの損失は繰越控除の対象

確定申告しないにしても計算だけはやっておきましょう

損失のほうが絶対に大きいのは分かっているから、面倒なので確定申告はやめようと考えている場合、本当に損失が出ているのか分かりませんし、どの程度の損失なのかも分かりませんから、とにかく正確な損失額だけは計算しておきましょう。後になって実はわずかながら利益が出ていたとかとかで税務署から指摘されるのも面倒ですし、なんと言っても自分の資産のことですから、実態を把握しておくことは絶対に必要です。

取引が多すぎて自分では無理な場合

FXの申告書の作成はそれほど難しいものでは有りませんが、様々な種類の投資を行っていて纏めるのは大変面倒だと感じている人の場合、少し費用を負担して思い切って税理士に申告を依頼してみてはいかがでしょうか、申告期間末期になっていきなり頼んでも難しいですから、予め頼んでおいて業者の取引明細書を渡しておけば、立派な申告書を作って提出してくれます。自分で作ってミスするよりもずっと良い方法だと思います。
(⇒面倒な人は税理士を利用しよう

FXの確定申告は申告書だけでは駄目!添付書類の準備も忘れずに

確定申告をしたことがある人なら分かっていると思いますが、確定申告では申告内容を証明するために様々な添付書類が必要になっています。FXの利益を申告する場合も先物取引に係る雑所得の金額の計算明細書とFX業者が発行する年間収支報告書が必要です。申告期間末期になってから準備していては申告書の作成が間に合わないことにもなりかねませんから、準備怠り無くまずは添付書類から用意を始めてみてはいかがでしょうか。

年間収支報告書

FX業者が発行する年間収支報告書は業者のホームページからすぐに作成してダウンロードできますので、まず業者のホームページを見てみてください。確定申告用の書類についてなどと書かれている場合も有ります。みんなが必要な書類ですのですぐにわかるようになっていると思います。複数のFX業者を利用している場合には1年間に利用したすべての業者のものを用意する必要が有ります。損失が出ている場合も合算ができますからすべて用意してください。

先物取引に係る雑所得の金額の計算明細書を用意する

先物取引に係る雑所得の金額の計算明細書は国税庁の確定申告用の書類の中からpdfファイルとしてダウンロードできます。表計算ソフトのものを用意してくれると助かるのにと思う人もいるかもしれませんが、残念ながらそういうものは用意されていません。また筆者が試したところ『先物取引に係る雑所得の金額の計算明細書』でホームページ内を検索したところヒットッせず『先物取引』で探すと多くの書類に混じって出てきました。存在しますから見つけてダウンロードしてください。

先物取引に係る雑所得の金額の計算明細書を作成する

先物取引に係る雑所得の金額の計算明細書は分離課税の申告書である第三表を作成するのにも必要ですので、FXの申告では第三表の前に先物取引に係る雑所得の金額の計算明細書を作ります。先物取引に係る雑所得の金額の計算明細書は取引の種別ごとに記入するようになっていますから、すべての業者分の利益と必要経費を合算して記入します。また先物取引など他の分離課税の申告分も記入して最終的に合算することになります。損失になった部分も入れてかまいません。

書類を揃える

これらの書類のほかFXに関連しない分の添付書類も有れば準備して、申告書に添えて提出してください。業者の年間収支報告書は提出の必要は無いとされる場合も有りますが、あとから確認のため提出してくださいといわれても面倒ですから予め添付しておきましょう。申告書および添付書類は必ずコピーを取っておき後々の参考に使えるようにしてください。できれば申告書のコピーは控え用と言うものを作って税務署に一緒に持っていって受付印を押してもらうようにすると良いでしょう。

添付書類が重要

申告書の作成は要するに添付書類の数字を元に記入するわけですから、添付書類の作成が申告の場合大変重要な意味を持ちます。また添付書類は1年間の取引の明細のようなものですから、特にずぼらでどんな取引をしたか記録に残していない人の場合には記録として残しておくことを勧めます。1年に1回自分の取引を見直す機会と思えば良いでしょう。税金を払うためにそんな手間をかけたくない人は投資などやめて会社員だけで頑張ってください。

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